チェックインは15時。あとは、何も決めない。
山の音だけが聞こえる場所で、一日が暮れていきます。
玄関をくぐったら、時計を外してください。
ここから先の予定は、何もありません。
山の音、川の音、鳥の声。
凪という名の通り、ここには波風がありません。
何もしないという、いちばん贅沢な過ごし方を。
一日一組だけの宿で、静かにお迎えします。

障子越しに差し込む光だけで、一日の時間がわかる部屋。何も置かない、何もしないための八畳です。

坪庭を独り占めできる、灯りを落とした静かな間。夜は、ただ庭を眺めるためだけにあります。

縁側の先に、四季の庭。時計の針よりゆっくりと、時間が流れていきます。
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客室ごとに設けた、露天の湯船。
誰にも会わず、何も予定せず、ただ湯に浸かる。山の稜線が茜色に染まるまで、ここにいていいのです。
里で採れた山の幸、朝獲れの魚介。
手を加えすぎない、季節そのものの味わいを。器も、季節ごとに変わります。
灯りを落とせば、聞こえてくるものがある。
虫の声、川の音、自分の息づかい。
何も予定のない夜が、いちばん長く感じられますように。
目覚まし時計は、置いていません。
鳥の声で目が覚める朝を、どうぞ。

何もない一日を、
予約する。